モノを大事にするコト 〜金継ぎ〜

前回からの続きです。

1週間かけて ようやく漆が乾いたので、

はみ出した部分や、ふくらんだ場所を丁寧にサンドペーパーなどで

平滑になるまで、磨いていきます。

金継ぎの器

そして、薄く塗った漆に金粉をかけてまた少し乾かします。

金継ぎ-2

乾いてきた所で、さらに綿などで少したたいて定着させます。

金継ぎ-3

手間ひまをかけてモノを治すと、愛着が出てきます。

捨てる事も必要かもしれないですが、

使えるモノは治して使う という事も、エコにつながる大事なコトだと思います。

まさに金継ぎは、モノを大事にするという思いが生んだ エコデザイン ですね。