富士登山、二日目スタートです。
この日も天気がよく、早朝に ご来光を見る事ができました。
雲の上に行くと、本当に高い所にきていると実感する事ができます。
そして、今日もひたすら砂場と岩場を登ります。
山頂に近づくと、険しい急な岩場が連続します。
酸素が薄くなり、あちらこちらで辛そうに休む人々を横目にどんどん登ります。
山小屋で一泊していたのと、あちこちの山に登ってトレーニングを積んだお陰で、
かなり楽に、山頂までたどり着く事ができました。
富士山頂の火口です。
写真では伝わりにくいですが、とにかく大きい の一言です。
火口の端に立つと、足がすくむぐらい の深さです。
自然の大きさに圧倒されたい人は、行く価値ありです。
そして、山頂を散歩していた時、高台から山頂の山小屋を見る事ができました。
まわりの風景と馴染み、素晴らしく美しい建築物だと感動しました。
山頂は風がとてもきついので、屋根には溶岩をのせて重しにしています。
やはり、その土地の物を使った建築というのは、とてもよく馴染みます。
今の街中にはない、日本の原風景に通づる美しさを感じる事ができました。
一通り山頂を楽しんだら、あとは一気に山をかけおります。
下りの道は、深い砂場が続きます。
ひたすら小走りで下りていきます。
登りと違い、かなりのスピードで下りる事が出来るのですが、
調子にのって走り続けると、膝を痛めます。
もちろん痛めました。
行きはよいよい、帰りは・・・
富士の旅でした。