中之島の国立国際美術館で行われている、草間彌生展に行ってきました。
まずは、草間さんと言えばコレですね!
「水玉シリーズ」知っていてもワクワクしてきます。
美術館の外にも中にも、あちこち置かれています。
同じような仕上げに見えるのですが、よく見て触れると
表面のテクスチャが異なっていたりします、、、何か意図してるのかなあ?
幼い頃から精神障害で全ての物が「水玉」に見え、増殖する恐怖を感じてきたそうです。
それらを楽しめるモノに変え、魅せれるのは凄いと感じます。
途中やっていたビデオ映像。
精神病院をホームにし、毎日アトリエに通いながら活動しているそうです。
大きなキャンバスを置き、四方八方から方向性なく描いていました。
描き方からして、自由な発想を感じます。
これはとても勉強になりました。
そして
「私は、ピカソもウォーホールも出し抜きたいのよ!」
80才を超えてもつきない野望、 かなり衝撃の一言。
ちなみにピンクのヘアーは、カツラではなく「帽子」と呼んでいるそうです。
そういう気持ち、僕もなんとなく分かる気がしました。
館内中央に、大きな黄色いカボチャがありました。
ツヤ有り仕上げでピカピカです。
個人的には、以前からこれが一番大好きです。
僕は気になったモノを、触りたくなるクセがあります。
ちょっとした職業病です。
今回一番残念に感じた事、この大好きなカボチャは触れてはいけない作品、、、
近くに寄って、触りたい衝動にかられながら食らいつくように見ました。
隣の外国人カップルが、知らずに触って注意されていました。
「ああ、僕も触ったらダメだと知らなかったらよかった。。。」
そんな悪い考えが頭をよぎりました。あぶない。
会場では、何気なく楽しんでましたけど、
帰ってから思い起こすと「だんだんと衝撃をうける」そんな感じの展覧会でした。