魅せられたなあ、と感じました ~草間彌生展~

旅とアート

中之島の国立国際美術館で行われている、草間彌生展に行ってきました。

草間彌生のデザイン-1

まずは、草間さんと言えばコレですね!

「水玉シリーズ」知っていてもワクワクしてきます。

美術館の外にも中にも、あちこち置かれています。

同じような仕上げに見えるのですが、よく見て触れると

表面のテクスチャが異なっていたりします、、、何か意図してるのかなあ?

幼い頃から精神障害で全ての物が「水玉」に見え、増殖する恐怖を感じてきたそうです。

それらを楽しめるモノに変え、魅せれるのは凄いと感じます。

草間彌生のデザイン-3

途中やっていたビデオ映像。

精神病院をホームにし、毎日アトリエに通いながら活動しているそうです。

大きなキャンバスを置き、四方八方から方向性なく描いていました。

描き方からして、自由な発想を感じます。

これはとても勉強になりました。

そして

「私は、ピカソもウォーホールも出し抜きたいのよ!」

80才を超えてもつきない野望、 かなり衝撃の一言。

ちなみにピンクのヘアーは、カツラではなく「帽子」と呼んでいるそうです。

そういう気持ち、僕もなんとなく分かる気がしました。

草間彌生のデザイン-2

館内中央に、大きな黄色いカボチャがありました。

ツヤ有り仕上げでピカピカです。

個人的には、以前からこれが一番大好きです。

僕は気になったモノを、触りたくなるクセがあります。

ちょっとした職業病です。

今回一番残念に感じた事、この大好きなカボチャは触れてはいけない作品、、、

近くに寄って、触りたい衝動にかられながら食らいつくように見ました。

隣の外国人カップルが、知らずに触って注意されていました。

「ああ、僕も触ったらダメだと知らなかったらよかった。。。」

そんな悪い考えが頭をよぎりました。あぶない。

会場では、何気なく楽しんでましたけど、

帰ってから思い起こすと「だんだんと衝撃をうける」そんな感じの展覧会でした。