前回からの続きです。
1週間かけて ようやく漆が乾いたので、
はみ出した部分や、ふくらんだ場所を丁寧にサンドペーパーなどで
平滑になるまで、磨いていきます。
![金継ぎの器](https://www.parkdesign.jp/wp-content/uploads/2013/08/6c579b5c36602a6ab3f1416b59b15335.jpg)
そして、薄く塗った漆に金粉をかけてまた少し乾かします。
![金継ぎ-2](https://www.parkdesign.jp/wp-content/uploads/2013/08/d85d4d81e44acaa89714d5267e288493.jpg)
乾いてきた所で、さらに綿などで少したたいて定着させます。
![金継ぎ-3](https://www.parkdesign.jp/wp-content/uploads/2013/08/4a1810d2ecbf7cc02ede88d24bb346a6.jpg)
手間ひまをかけてモノを治すと、愛着が出てきます。
捨てる事も必要かもしれないですが、
使えるモノは治して使う という事も、エコにつながる大事なコトだと思います。
まさに金継ぎは、モノを大事にするという思いが生んだ エコデザイン ですね。