前回からの続きです。
1週間かけて ようやく漆が乾いたので、
はみ出した部分や、ふくらんだ場所を丁寧にサンドペーパーなどで
平滑になるまで、磨いていきます。
そして、薄く塗った漆に金粉をかけてまた少し乾かします。
乾いてきた所で、さらに綿などで少したたいて定着させます。
手間ひまをかけてモノを治すと、愛着が出てきます。
捨てる事も必要かもしれないですが、
使えるモノは治して使う という事も、エコにつながる大事なコトだと思います。
まさに金継ぎは、モノを大事にするという思いが生んだ エコデザイン ですね。