先日携帯を変えました。
2008年に初代iphone3Gが出てすぐに買いました。
その当時はまだ世の中にスマホが普及しておらず、また外に発信しない私にはスマホは必要ないとわかり2年後に解約しました。
その後はずっとガラケーを使っていたのですが、いろいろ不都合多くなってきたのでスマホに戻すことにしました。
美しいデザインが気に入りiphon7にしました。
スマホ→ガラケー→スマホの道をたどったことで、下取りされずにずっと手元に残ることになった3G。
8年前から完成されたデザインだったんだと改めて見比べてみました。iPhone7とiPhone3G。
私は20年前の学生時代に携帯電話を持ち始めました。
その少し前にはポケットベルなるものも持ったこともあります。
公衆電話からプッシュホン回線で数字を送り言葉を伝える品物。
その前は携帯のない時代でした。家の電話と公衆電話の時代。
どんな物たちも、初めは「こんなもの本当に必要なのか?」と言われながらも、
一度社会に浸透すると疑問を抱かなくなる。
生まれた時からあるものとなれば、ことさら疑うことなく受け入れてしまう。
物の誕生の時代を知っていれば使うか使わないかの選択を、きっと自分で下すことができるんだろう。
人生という時間の中で、それに費やす時間の量であったりバランスであったり、
生活そのものを変えるその便利さの陰で、失った知恵や行動や生活があったんだろうと。
自分で意識していないと、すぐに飲み込まれてしまうんだろうな、、と
そのものさしを大切に育てないといけないと感じています。
私が生まれた時にはテレビがあった。テレビのなかった時代の生活を想像してみる。
生まれた時から携帯がある世代は、携帯のない生活を知らない。
息子の勉強している社会の教科書の内容が、私の時代とは変わっている。
私がものごころついてからリアルタイムで起こった世界の出来事が、文字になり教科書で歴史として書かれている。。
時の流れの中で生きているんだと気づかされました。
皆様、本年も本当にたくさん ありがとうございました。
どうぞ、来年も PARK DESIGN をよろしくお願い致します。
それでは、よいお年を。