先日、とても奇麗な「なまこ壁」を見つけました。
蔵の壁面でよく施されている意匠で、
皆さんも、一度はどこかで見た事があるのではないでしょうか?
これは、壁に貼った瓦の間を、漆喰の目地で塗り固めているのですが、
その盛り上がった目地が海鼠(なまこ)に似ている事から、なまこ壁と呼ばれています。
はっきり言って、私は なまこ には見えませんが、
きっと昔の人は、想像力が豊だったんだろうと思います。
参考までに「なまこ」はこれです。(写真は少しグロいので、イラストにしました。)
建築には、なぜ?と思わせる名前や呼び方がたくさんあります。
ものの由来を知れば、もっとそれ自体に興味がわくように
デザインのコンセプトや考え方を知れば、それがもっと楽しく見えてくるはず! です。。。