毎日使うものは、自分が好きなものを使いたい。
いろいろ探してみても、欲しいデザインのものがない時
自分で作れるものは、自分で作ることにしています。
今回は子供の保育園用の水筒ケースを作ってみました。
園からの要望は、ひも付で、保育者が子供の飲んだ量がわかりやすいように、コップであること。
注意したコトは、サイズが大きすぎず、自立して、小さい子供でも使いやすものであること。
あと子供が大きくなって使わなくなってからも、捨てることなく使えるもの。
そこで今回は、水筒/SUSgallery tsutsu270mlを選びました。
ここからは水筒ケースの作り方を詳しく説明しますね。
材料は、着なくなった子供服と、家に余っていた革紐です。
今回使うのは、ニットの袖の部分。まず水筒を差し込んで、完成をイメージします。
使う部分だけをハサミで切ります。今回使っているニットは、たくさん洗濯をしたので目がつまり、
フェルト生地のようになっており、断面がほどけてきたりはしませんでした。
水筒を抜いて、生地を裏返して、縫い目が表になるようにします。
ミシンを使って、水筒の筒のサイズで端まで、まっすぐぬいます。ミシンを使うのはここだけです。
こんな感じです。
いらない部分をハサミで切ります。
また生地を裏返し、縫い目が内側になるようにします。
水筒を差し込んで、サイズを確認します。
大きさに問題なければ、底のいらない部分をハサミで切ります。
折りたためるようにしました。
舌のような形。
針と糸で底を閉じていきます。完成までもう少し。
最後に革紐を縫い付けて完成です。
子供も気に入ってくれたようで、ずっと首からぶら下げていました。ほっと一安心。よかった。よかった。
使う人が喜んで、気持ち良く使えるものを作る。もの作りではこれが一番大切なことだと思っています。