エトリケンジさんの「VANISHING」展に行ってきました。
輪郭のみ強調された、抜け殻 のような人物。
スチールのネットを人体に押し当ててつくっているそうです。
たくさんの人体がふわふわと浮かぶように立ち並び、
微妙なしぐさや表情が、何故か伝わってくるように感じました。
透明なヒトガタ達は、
何故か透けているヒトと、そうではないと感じるヒトがいました。
何も無い所に光を当てても全く明るさを感じませんが、
光に当てられたモノを見る事で、初めて人は明るさを感じます。
同じように、背後に 何か がある事によって、それは透けていると感じるんですね。
ヒトの感じる 曖昧さ が楽しくなるひとときでした。。。